先日のエントリを書いた後に早速注文して、発売日の前日に届いていたのですが、やっと時間を取って触る機会を確保できたのでお伝えします。
カシオのmemopriとは、付箋紙くらいの粘着度のテープに印刷できるラベルプリンターです。これまでにUSB接続に加えて、Bluetoothでスマホから印刷したり、タッチパネルで手書き文字を印刷できるモデルが出ていました。Bluetooth対応モデルは専用のAndroid向けアプリを使用して印刷できます。iOSには非対応でしたが、3月15日に出たMEP-F10はWi-Fiに対応して、Androidに加えてiOSからも印刷できるようになりました。
外観はMEP-B10(写真奥)とほぼ同じです。
MEP-B10でBluetoothペアリングボタンだったところには電源ボタンが配置されています。Wi-Fiは消費電力が高いそうですので、使用時のみ電源を入れて使用する事になりそうです。
後ろにはWi-Fiのモード切替えスイッチがあります。APにするとMEP-F10がアクセスポイントになります。CLIENTにするとクライアントになり、既存Wi-Fi APに接続します。ただし、APの接続設定はPCでUSB接続して専用ソフト(MEP-PC10)からまたは、APモードでスマホのアプリ(MEP-AD10)から設定する必要があります。ただ、APモードの初期状態はセキュリティなしなので、スマホからつなげばすぐに使用できます。使い勝手はMEP-B10と変わらずに非常に手軽です。
耐久性についてですが、MEP-B10を約半年間、50m弱出力して使用した感想としては、中のプラスチックのローラーが印刷中にキューキュー鳴るようになってきたのが気になります。ヘッド付近はかすれが目立ったらメンテナンスしていますが、ローラーにグリス注すのもちょっとねぇ...もちろん印刷品質に問題はありません。
分類的にはラベルプリンターなので事務用品なのですが、柄のあるデザインテープもあります。マスキングテープみたいですね。
CLIENTモードでネットワークに接続すれば、PCはもちろんスマホからも印刷できます。
最後に。MEP-PC10の最新版(1.03.001)でプロパティと印刷が押せず、さらに終了もできない不具合に遭遇しました。プロパティを開く→APO設定を開く→Escキー2回でAPO設定とプロパティを閉じたときに発生しました。使用中に頻繁に触る項目ではないのですが、注意が必要です。
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