アクションカムHDR-AS30Vの音質向上策[動画追加]

  • 投稿日:
  • by
  • Category:

ソニーのアクションカム HDR-AS30Vを買いました。私はバイクや自転車に乗るとか、ダイビングをするとかはしないのですが、カメラ操作のためのAPIが公開されているということころで興味がありまして、アプリを作ってみようかなぁと(結局QX10も頼みましたが...

20131019_1

それとは別に、手軽に使えるビデオカメラとしていいかなぁと思っています。小ささと多様な固定方法がメリットですが、今回は音質向上をしてみたいと思います。元のステレオマイクは前面にあります。

Amazonではこちら:HDR-AS30V  HDR-AS30VR

20131019_2

結論を先に書くと、手元にあった同じくソニーのハンディカムやデジカメ用マイクであるECM-XYST1M(AA:ECM-XYST1M)を付けたいと思います。このマイクは秋葉仁さんの撮影テクニックを紹介している動画で知り、αでの動画撮影用に買ったものです。秋葉仁さんの動画レビューはこちら:指向性も変えられ音質もいい外部マイク ECM-XYST1M

結構音質が向上して、その場の雰囲気がより伝わりやすくなっていると思います。この音質をアクションカムで実現します。

20131019_3

使用する際は、HDR-AS30Vの画角が広い(120度と170度)ため、ECM-XYST1Mのマイクも広げておきます。角度は120度です。

20131019_4

ECM-XYST1Mを選んだ理由は、アクセサリーシューで固定できるからです。単なるマイクではカメラとの一体化が難しいですが、これなら一工夫でHDR-AS30Vに固定できます。

20131019_5

HDR-AS30V側の歩み寄りとして、付属の防水ジャケットではなく、スケルトンフレームAKA-SF1(AA:AKA-SF1 )使用します。本来は三脚に固定する際に、本体下部の端子類にケーブルを接続しつつ固定するために使用します。

20131019_6

AKA-SF1のL字パーツを上向きにします。こうすることで三脚穴のメス側が出るまできました。

20131019_7

これをECM-XYST1Mのアクセサリーシューで付けられるように、三脚アクセサリーとして写真のものを使います。左からエツミのE-6085、E-6283、E-6117です。AKA-SF1側がメスなので、E-6085でオスに変換してE-6117でアクセサリーシューに変換します。間にE-6283があるのは、アクセサリーシューを正面に向けるための調整用です。

20131019_8

アダプタをすべて取り付けるとこんな感じ。バランスが悪くて嫌な予感ですが、これにさらにHDR-AS30Vとほぼ同じ重さのECM-XYST1Mを付けます。

20131019_9

付けました。もともとECM-XYST1Mが仰々しいのに、それが強調された感じです。

20131019_10

20131019_11

あとはケーブルをつなぐだけです。プラグインパワーなのでマイク側に電源は不要です。

20131019_12

もこもこの風よけをつけて、これが全体像です。撮影の際は左手で変換パーツ部分を持って、右手にスマートフォンを持って画角の確認や操作をするのがいいと思います。

この構成で試し撮りしてきます。これで音質がいまいちだったらどうしましょう。アクションカム的な使い方をしないのであればミュージックビデオレコーダーのほうが絶対いいです。値段もAS30Vとほとんど変わりませんし、操作性も同等かそれ以上だと思います(AA:HDR-MV1 )。

[追記]

ようやく動画を編集してアップしました。ソニーのアクションカムHDR-AS30V 外部マイクテスト

うーん、全体的に雑踏の比率が下がっているので、音としては聴きやすくはなっていますが、劇的な向上はなさそうです。また、数回の撮影で半分ほど音が全く入っていないという結果になったものもありました。プラグインパワーの電力供給が十分でないか、接触不良かはわかりませんが、実用には厳しいですね。

音も映像も奇麗に撮りたい場合にはミュージックビデオレコーダーのほうがいいかもしれません。Amazonではビックカメラが販売しています:SONY ミュージックビデオレコーダー HDR-MV1。AS30Vは小ささ、防水、豊富なマウント方法を活用した動画撮影に使用するのがよさそうです。

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントする