これはちょっとひどいなぁと思ったのが以下のニュース。
サービス終了で読めなくなる電子書籍は、そのサービスのコンテンツに過ぎないという事を忘れていませんか?本屋で紙の本を買っていたのに、本屋がつぶれてしまったら持っていた本が読めなくなるのは考えられないですよね。
東京でセキュリティの仕事をしている小江戸民のブログ
これはちょっとひどいなぁと思ったのが以下のニュース。
サービス終了で読めなくなる電子書籍は、そのサービスのコンテンツに過ぎないという事を忘れていませんか?本屋で紙の本を買っていたのに、本屋がつぶれてしまったら持っていた本が読めなくなるのは考えられないですよね。
電子書籍の紙の本に対するメリットを簡単に整理しておきます。もっとあるかも。
これらが紙の本のメリットを失うことなく加わるのが良い電子書籍だと思います。
先のエルパカBOOKSの二の舞にならないように、電子書籍販売サイトに求めたいことはたった3つです。追加でわがままが1つだけあります。
「専用のアプリでないと見れません。対応OSはxxのみです。」では対応デバイスを持っていない人は電子化のメリットを享受できません。追加で買う必要があるとしても、専用品は低価格であるべきです。各社から出ている電子ペーパー系のデバイスはよくできていると思います。汎用性のあるWindows/Androidタブレットも入手しやすい値段になってきました。
PDFはAdobe ReaderなどのPDFリーダーがある環境では大抵読むことができます。ePub等も閲覧する環境が整ってきました。この条件であればマルチデバイスの条件も同時にクリアできるでしょう。
これはOpenOffice.orgプロジェクトが謳ってきたMicrosoft Officeに対する優位性と似ています。異なる点はサービス提供者がマイクロソフトのように長期的にソフトウェアの提供を継続できる体力があるか否かです。
上記2つに加えて大事なことがもう1つ。電子書籍販売サイトに縛られず、閲覧デバイスが変わってもデータがあれば半永久的に読める事です。もちろんコピーして他人に渡したりしてはだめなので、何らかの仕組みは必要です。PDFに購入者のメールアドレスを入れ、セキュリティ設定をしてあるサイトは結構ありますが、利用者が不便を強いられない、バランスの良い方法だと思います。
紙の本から電子書籍への移行で抑えられるコストと増えるコストがあると思います。両方を買えるサイトでは電子書籍のほうが安くなっていることが多いようです。ただし極端に安くする必要はなく、電子書籍としての適正価格になればよいと思います。まとめ買いの割引や期間限定のセールとかあるとうれしいですね。
わりと贅沢を言っていると思うのですが、これらの条件を満たすサイトは少なからずあります。最近使ったところをちょっとだけご紹介します。(最新の情報は変わっている可能性がありますので、参考程度で)
私はこれらのサイトで買ってPDFデータをダウンロード、いったんNASへ置いておき、各種デバイスへコピーしています。不自由なく楽しめているので、広義の電子書籍サービスでは自ら進んで買うことはありません。
電子書籍は先に挙げたようなメリットがたくさんあります。電子書籍業界が音楽業界と同じような話にならないことを願います。
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