インプレスのケータイWatchで毎年恒例のケータイ of the Year 2013の結果が公開されました。今年発売された端末の読者投票ですね。
30位までのランキングをぱっと見て、端末ブランド(シリーズ)人気の二極化が昨年に比べてより極端になってきたと感じました。ランキングは型番毎になっているので、30位までの範囲内でIPhone等のブランド別にまとめなおしてみました。
東京でセキュリティの仕事をしている小江戸民のブログ
インプレスのケータイWatchで毎年恒例のケータイ of the Year 2013の結果が公開されました。今年発売された端末の読者投票ですね。
30位までのランキングをぱっと見て、端末ブランド(シリーズ)人気の二極化が昨年に比べてより極端になってきたと感じました。ランキングは型番毎になっているので、30位までの範囲内でIPhone等のブランド別にまとめなおしてみました。
ブランド(シリーズ) | 得票数 | 得票率 | 端末内訳 | ランキング順位 |
---|---|---|---|---|
Xperia | 986 | 27.1% | Xperia Z SO-02E | 2 |
Xperia Z1 SO-01F | 3 | |||
Xperia Z1 SOL23 | 5 | |||
Xperia Z1 f SO-02F | 7 | |||
Xperia A SO-04E | 14 | |||
Xperia UL SOL22 | 20 | |||
iPhone | 596 | 16.4% | iPhone 5s | 1 |
iPhone 5c | 24 | |||
AQUOS PHONE | 356 | 9.8% | AQUOS PHONE Xx 302SH | 8 |
AQUOS PHONE ZETA SH-01F | 12 | |||
AQUOS PHONE SERIE SHL22 | 22 | |||
AQUOS PHONE ZETA SH-06E | 23 | |||
AQUOS PHONE SERIE SHL23 | 25 | |||
AQUOS PHONE es WX04SH | 26 | |||
Nexus | 314 | 8.64% | Nexus 5 | 4 |
Nexus 7(2013) LTE | 13 | |||
ARROWS | 218 | 6.00% | ARROWS NX F-01F | 9 |
ARROWS NX F-06E | 10 | |||
ELUGA | 152 | 4.18% | ELUGA P P-03E | 11 |
ELUGA X P-02E | 18 | |||
GALAXY | 151 | 4.15% | GALAXY Note 3 SC-01F | 15 |
GALAXY Note 3 SCL22 | 21 | |||
GALAXY S4 SC-04E | 30 | |||
HTC | 130 | 3.58% | HTC J One HTL22 | 6 |
iPad | 125 | 3.44% | iPad Air | 16 |
iPad mini Retina | 17 | |||
isai | 32 | 0.88% | isai LGL22 | 27 |
DIGNO | 30 | 0.83% | DIGNO DUAL 2 WX10K | 28 |
INFOBAR | 27 | 0.74% | INFOBAR A02 | 19 |
MEDIAS | 55 | 1.51% | MEDIAS W N-05E | 19 |
読者が選ぶケータイof the Year 2013を元に作成
数字だけではわかりづらいので、円グラフにしてみました。ちょっとごちゃごちゃしていますが、ドーナツの内側がブランド、外側が端末内訳です。
Xperiaが6機種で1/4以上を占め、次にランキング1位のiPhone 5sを含むiPhone(5cは微力)、さらに6機種で1割のAQUOS PHONEと続きます。回線契約なしでオンラインでも購入できるNexusは4番目に付きます(タブレットのNexus7と分けるか迷いましたが、それでもNexus5は単体で4位です)。
ここでの驚きは、他の国内メーカー端末であるARROWSやELUGA、MEDIASが上位に食い込めないという事です。MEDIASに至っては特殊な形状のMEDIAS Wのみがランクインしている状況です。発売している端末数が要因ではないのは、各社のラインナップを見ればわかるでしょう。
もう1つ見るべきなのは、ドコモのツートップの1つのブランドであったGALAXYが4%しかなく、さらにその中もGALAXY Note 3で占めている点です。ファブレットのけん引役としても良いと思うのですが、これは登場が早すぎて市場がまでできていないのか、それともその需要は大きくないのか...。
ということで、ブランド人気の二極化が数字でより明らかになったと言えるでしょう。その結果は、人気のないブランドのメーカー各社のスマートフォン事業撤退などに見ることができます。来年はさらにこの傾向が顕著に出てくると思います。
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