ちょうど1年前くらいにNASに使っていた4台のうち1台が故障したWD Redですが、他の1台がS.M.A.R.T.上で問題が出てWDのツールで物理フォーマットにて対処して、問題なく動いています。
2TBを4台でRAID5にしているので6TBが使えますが、写真もそろそろ1TBを突破しそうなので、NASの容量アップとNASのバックアップを考えている今日この頃です。
まず行うのは、今使っているQNAPのTS-469 Proに対応しているHDDを探すことです。あとは秋葉原で簡単に入手可能か、値段は手ごろかなどなどで使うHDDを決めていきます。QNAPのWebサイトには製品ごとの互換性一覧情報があり、HDD選定の参考になります。(当時、NAS向けのWD Redも発売直後にこのリストに追加されたのでNAS導入を決めたのでした)
この中で気になる表記がありました。
3.5インチHDDのページでNASのHDD台数とモデルを選択すると、「推奨」のHDDの型番一覧が出てきます。その隣に「非互換性」という表記が。試しにクリックしてみると、いくつかの製品型番とNotesというボタンが。
Seagate ST4000DM000 Desktop Drives SATA 6Gb/s (SATA III) 4000 GB 非互換性 TS-469 Pro
1.
(3TBと4TBのHDD) TS-509 Pro には該当しません。 TS-639 Pro は 16TB 以上のディスクボリュームをサポートしません。
2.
このハードドライブシリーズはまず当社のラボ互換性テストに合格した後、推奨HDDリストに加えられました。 しかし、この数ヶ月の間、当社にはこのハードドライブシリーズに関するサポート要求が殺到しました。 このハードドライブシリーズの高い故障率は、データ損失のリスクに対する懸念を引き起こしました。 それ故、当社は推奨HDDリストからこのシリーズを削除せざるを得なくなりました。 Turbo NASにこのシリーズのHDDをすでに取り付けたユーザーの皆さんに対して、QNAPでは要求に応じに引き続き技術サポートを提供いたします。
3.
バッチ番号 1F2168 はハードドライブ互換性テストに合格しています。
|
画像の表示ではSeagateの4TB HDDであるST4000DM000について、ユーザー報告による故障率が高いため推奨リストから削除した旨が書かれています。他の製品(WD WD10EADS)では不安定な動作を理由にしているのもありました。
これらの検証範囲はあくまでQNAP製品での使用に限定したものですが、それなりにユーザー数がいる製品であり、ハイエンド製品のアーキテクチャはPCとほぼ同じのため、一般的な使用におけるHDDの評価としても使用できるのではないでしょうか。
コメントする