PFUの懸賞で当たったHHKBをPCで使っています。使いやすいコンパクトキーボードであるHHKBをPCだけでなく、AndroidタブレットやiPadでも使えたら物を書くのに便利なのになぁと考えていました。それから1年くらい経った頃でしょうか、LiveShellという単体で動画配信可能なデバイスを出しているCerevoが、クラウドファウンディングでUSBキーボードをBluetoothキーボードにするデバイス「EneBRICK」の開発資金を調達するというのを見て、これは!と思いながらデバイス1台がもらえるコースに出資したのでした。
EneBRICKをちょっと使ってみたミニレビュー #EneBRICK #HHKB
そんなEneBRICKが先日届いたので早速使ってみました。組み合わせは 防水お風呂端末兼nasne経由のテレビ視聴兼フォトビューアな、これ1台あれば便利なXperia Tablet Zと、静電容量無接点方式でカーソルキーがあって日本語配列なのがうれしいHHKB Professional JP Type-S 白(日本語配列)、Androidデバイスに入れておくテキストエディタとして定番なJota+です。IMEはATOKにしました。
ここがとても便利
使ってみると、PCで打ち慣れたキーボードをタブレットデバイスでも使えるのは非常に便利と感じました。
- Bluetoothキーボードでごく稀にある入力の遅延や多重入力もなく、有線キーボードのような非常にスムーズな入力感
- 程よい重さで安定感のあるタブレットのスタンドになり、アジャスターによりタブレットの厚さに合わせて程よくはまる
- モバイルバッテリーとして使える
ここは改良してほしい
いくつか使い勝手の面で分かりにくいところがあるので、ファームアップに期待したいですね。
- 本体の電源状態がわかりにくく、ずっとBluetoothペアリング状態になっていて放っておくとバッテリーがなくなってそう
- Bluetoothペアリング開始操作(ボタン長押し3秒)が働かない時がある
- USBキーボードの認識がうまくいかない時がある
最後の認識については、接続状態でリセットスイッチを押せばBluetoothペアリング状態で再認識します。リセットスイッチは小さい穴の奥にあるので、持ち歩く際にはスマートフォンのSIMスロット取り出し用のピンも一緒にあると安心です。
最後に重要な点を。上の写真でもわかるようにパーツのデザイン上尖った部分があります。特にアルミ部分で指を小さく切ってしまったので、面取りをするなどの安全面の考慮も欲しかったですね。
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